八雲資料室

はじめに

松江市立図書館では、松江を愛し、日本の心を世界に紹介した明治の文豪・ラフカディオ・ハーン（小泉八雲）に関する図書・資料を収集・保存しています。ハーンの著作の初版本、直筆の原稿、モースコレクション、小泉セツ英単語覚書帳など貴重な書籍・資料が多数あり（約4,000点）、全国を代表する資料室です。

定期公開 ※2026年3月まで

公開日　　　毎月第１日曜日

公開時間　　13:00～16:00

見学申込　　不要

利用時間 9:00～17:00

利用申込　利用には事前の連絡が必要です。

　（申込先）松江市立中央図書館
　　　　　TEL:0852-27-3220
　　　　　E-mail:chuou☆lib-citymatsue.jp
　　　　　※「☆」を半角の「@」に書き換えてください。

その他　　　貸出や複写は原則できません。
　　　　　　＞＞こちらから直筆原稿・書簡の画像がご覧いただけます

日本の印象を世界に紹介した作品集『知られぬ日本の面影（上・下巻）』（Glimpses of Unfamiliar Japan(Vol.1,2)や、八雲の代表作の一つ『怪談』(Kwaidan)などの初版本を所蔵しています。

『耳なし芳一の話』の直筆原稿や、西田千太郎からハーンに宛てた手紙など（約50点）を所蔵しています。

1987年、松江市が購入したラフカディオ・ハーンに関するコレクションです。

ハーンの文章が初めて掲載された単行本『ヌーベル・アタラ』、処女作品集『飛花落葉集』、初の小説作品『チータ』や『クレオール料理』の初版本、書簡類、多色木版刷りの和紙を絞って、縮緬布に似せた「ちりめん本」といわれる『日本お伽話』シリーズ等、総計1,377点にもおよぶコレクションです。

セツが熱心に綴った英単語帳。意思疎通への努力や2人の心のふれあいを感じさせる品です。
＞＞こちらからデジタルデータがご覧いただけます